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「知的障害者サッカー」ボランティアに参加して(10.5.9)
澤田尚克(豊国工業 OB)
平成22年5月9日、広島ビッグアーチで「第10回全国障害者スポーツ大会知的障害者サッカー中国四国予選」が行われ、そのボランティアに家内と共に参加しました。試合は4チームが参加し6試合行われる予定でしたが、参加したのは広島市、山口県、島根県の3チームで、リーグ戦3試合が行われました。
この大会は財団法人日本障害者スポーツ協会、日本知的障害者スポーツ連盟そして広島市の主催でしたが、その他NPOスポーツオフィスワン等沢山の団体、会社が協力して行われた大会でした。開催に先立ち私達ボランティア24名(若い学生さんが殆どで私達年配者は数名で、三井V-Netからは宗像さんを含め3名が参加)の3試合の役割と分担の説明がありました。私と家内は同じグループとなり、第一試合と第3試合は担架係り(試合で怪我をした選手を担架に乗せフィールド外に搬送する)、第2試合はボールパーソン係り(フィールド外に出たサッカーボールの回収及び選手に対してボールを供給する)の役割となりました。
10時30分より開会式が行われ、11時より第1試合(島根県チーム対山口県チーム)が開始(前半30分、後半30分)されました。私達は担架係りなのでフィールド外中央部に控えて試合を見ておりました。選手達はフィールド内を走り回りスピーディな試合をしていましたので、身体の不自由な方々の試合なのに選手のどこに障害があるのだろうと不思議に思っておりましたら、家内があそこを見て御覧と「山口県知的障害者スポーツ連盟」と書いてある山口県チームコーチのジャンパーの背中を指しました。この大会は知的障害者の方々の大会だったのでした。両チームとも勝利を目指して激しくぶつかり合いながらボールを追いかけていましたが、試合は島根県チームの優勢で進んでいきました。結果は6対0で島根県チームの勝利でした。私達担架係りはけが人もなくほっとしました。
第2試合は、第1試合で勝利した島根県チームと地元広島市の対戦となりました。私達はボールパーソンの役割ですのでフィールド外の指定された場所に待機しました。家内は隣でしたので、ちゃんとやってくれれば良いがと心配でした。島根県チームはこの試合に勝てば全国大会の出場が決まり、広島市チームはこの試合に勝てば全国大会出場の可能性が大きくなるので試合開始から激しい試合となりました。試合開始早々、選手同士のぶつかり合いでけが人が出、担架係りの出番となり試合は一時中断しました。後で聞いた話ですが、けがをした選手は病院に運ばれたそうです。大事が無ければ良いのですが。試合は1点を取り合う見ごたえのある試合となりましたが、1対0で島根県チームが勝ち全国大会の出場が決まりました。
第3試合は、島根県チームに負けた山口県チームと広島市チームの対戦となりました。両チームとも全国大会出場はなくなりましたが、勝利を目指して一生懸命戦っていました。試合は広島市チームが得点を重ねるなか山口県チームの"1点を取ろう"との合言葉でベンチも選手も声を出し合い懸命でした。担架係りのボランティア宗像さんも声を上げて山口県チームを応援していました。結果は7対0で広島市チームの勝利となりました。
試合が終わり、閉会式、後片付けを終え4時半ごろ広島ビッグアーチを後にしました。フィールドは30度近くにもなり、暑く疲れた一日でしたが、障害のある選手の皆さんの試合とは思えない試合振りに、さわやかな気分となった一日でした。また、障害を感じさせないスポーツの力、担架係の宗像さんの声を出しての応援も大切なボランティアであること、主催者側のボランティアへの健康上の配慮等いろいろ考えさせられた一日でもありました。
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