本部(東京)国際交流
2025年6月7日(土)実施 建長寺/鎌倉での座禅体験(報告)
横浜国大部会 佐々木隆雄(日本製鋼所OB)
このイベントは、2020~2023年のコロナ禍においては自粛せざるを得ませんでしたが、再開した昨年に引き続き以下の通り実施することができました。昨年度(2024年4月~2025年3月)は7つのイベントを実施しましたが、全て天候に恵まれました。本年度に入っての5月24日予定のイベント「城ヶ島散策」は天候不良の予報で中止せざるを得なかったこともありヤキモキしましたが、幸いに天候に恵まれました。
座禅は仏教の一宗派である禅宗の主たる修練の方法でしたが、現在は、ヨガの呼吸法と同じことも相俟って、精神修養の一方法との認識が広まり、宗教/宗派を超えてポピュラーなものになっています。このイベントに参加した留学生Annelise Stengelさんから日本語での感想文を寄稿いただきました。座禅体験がどのように行われたか、またどのように感じたかがわかります。ご一読ください。
実施日&時間 2025年6月7日(土)9:15(北鎌倉駅集合)~13:15(以降自由) 場所 建長寺/回春院 参加者 留学生11名&部会員8名 計19名

建長寺 回春院にて
以下はAnnelise Stengelさんの感想文です
座禅体験はとても興味深いものでした。素晴らしい天気の中、北鎌倉駅で参加者の皆さんと合流しました。 お寺までの散歩は少し暑かったですが、気持ちよい道のりでした。同じ大学に通う異文化の様々な国の人々と話すことができ、とても楽しかったですし、三井Vネットのボランティアの方々も、いつものように親切で優しかったです。座禅が行われるお寺の奥の回春院へ向かう途中、美しい景色を見ることができましたし、道中のアジサイは息を呑むほどでした。住職様は温かく迎えてくれ、座禅の作法を丁寧に説明してくださり、また、通訳の方も日本語があまり話せない参加者にも分かりやすく説明してくださいました。住職様の指示と説明に従い、10分間2回の座禅体験と、修行者の肩を打ち眠気をとったりするための法具である警策(きょうさく、またはけいさく)の説明をうけ私達も実際に肩に打ちつけてもらう経験もしました。その後、10分間ほど、住職様により、お寺での修行の様子や、そこでの生活の様子などについて説明して頂きました。 座禅も住職様のお話も、とても興味深いものでした。住職様はとても親切で、お話も分かりやすかったです。座禅体験の後は、美しい池の景色を眺めながら昼食を食べたり、お茶を飲んだりして、とても落ち着いたひとときを過ごすことができました。その後、お寺の境内を散歩したり、他の場所も訪れることができ、全体的に素晴らしい体験でした。今回、座禅会に参加して仏教と座禅について学ぶ機会を得られて本当に良かったと思っております。
以上

座禅体験の様子

参加者の皆さん
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