関西支部(大阪)医療・福祉

活動レポート

乳児院へあかりのおうちを届けよう活動
~手作りあかり製作会に参加して~

社領 香里(登録会員)

前方左端が照明塾 橋田先生、左から3人目が筆者

前方左端が照明塾 橋田先生、左から3人目が筆者

はじめて手作りのあかりを見た時、作品の愛らしさと温かな光に心がほっこりしたのを覚えています。一緒に見ていた初対面の方とも自然と笑顔で会話が弾み、人の心を柔らかくするあかりの力を改めて感じました。

2023年大阪乳児院の移転に伴い、新しい施設に手作りのあかりをおうちの形をしたフレームに飾ってお届けします。季節や行事によって、飾るあかりを取り替えることもできます。

あかりの製作工程は、針金を曲げはんだ付けをして枠を作り、それに和紙を貼って、最後にライトを付けます。工程は同じなのですが、作る人によって個性溢れる愛嬌いっぱいの作品が生まれます。私もはんだ付けは初体験でしたが、講師の橋田先生にサポートしていただきながら楽しんで自分の想いを表現できた良い時間でした。子どもたちや職員の方が、あかりを見て笑顔でお話ししてくれたら嬉しいです。

製作中の筆者
作品

製作中の筆者(上)とその作品

乳児院とは、さまざまな事情により、家庭で暮らすことができなくなった0歳から2歳までの赤ちゃんや子どもたちが暮らす施設です。

ボランティア研修を経て、絵本の読み聞かせ、赤ちゃんの抱っこ、ミルク介助など、子どもたちの中に入って一緒に過ごしていました。

コロナ禍では、乳児院のボランティア活動は子どもたちと直接触れ合うことが難しくなっていますが、今はフェルト絵本やあかりを作って届けたりとウィズコロナの活動を行っています。  これからも、子どもたちと職員の方に喜んでもらえるような、そしてボランティアの私たちも楽しくワクワクするような活動ができたら素敵だなと思います。


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